それはあまりにも技巧的で、あまりにも詩的だ。まるで自分が劇場にいることを忘れてしまうくらい。
― ティボー・ボワダン
「L'émission Secrète de Denise Jardinière avec Shu OKUNO(デニス・ジャルダニエールの秘密の番組・奥野衆英ゲスト回)」
2024年7月5日収録。 2024年のアヴィニョンOFF演劇祭で上演された奥野衆英の作品「Blanc de Blanc」について、俳優のティボー・ボワダンとの深い対話が展開される約45分のラジオ番組。収録はティボー・ボワダン自身が、2024年アヴィニヨンで奥野衆英の作品を観劇した後に行われた。奥野の作品の創作過程やテーマ、そしてマイムと振り付けの独特な融合、そして二人の師であるマルセル・マルソーについて語られている。 パーソナリティーのティボー・ボワダンは、パリ市立マルセル・マルソー国際マイム学校卒。奥野の一学年後輩にあたり、特に学生時代の学内公演では奥野の舞台監督を務め、現在も舞台の内外で交流を深めている。俳優としては、ガイ・グリンベルグが演出した「ピーター・パン」役を19年間演じ、大きく成功を収めた。2012年から公演を重ねる『Denise Jardinière vous invite chez Elle...(デニス・ジャルダニエールがあなたをお家にご招待…)』で2019年アヴィニヨンOFFの演劇祭最優秀作品賞を受賞。現在に至るまでロングラン公演を続けている。 |